Access Analyzer Ver.2.17 - マニュアル

はじめに。

この度は Access Analyzer をダウンロードしていただき、ありがとうございます。
以下に設定方法などの説明を書きます。
十分に読んでから、設置をしてください。

バージョンアップ方法について

機能一覧。

こんなことが出来る、というリストです。
The Room に書いてあるのと同じですが…

・アクセス解析
・CGIのみで動作(一部SSI使用可能)

・解析用タグで、カウンタ表示が可能。累計・昨日・今日のカウントの表示。
・各々のカウンタ画像を別々に用意可能。ページカウンタについても同様。
・カウンタではなく、指定した画像を表示することも出来る。
・設定をWeb上でブラウザから行うことが可能。カウント修正なども簡単に。

・日付単位で生ログの保存が可能
・時間別・日別アクセス数については別に保存するので、長期間のカウントチェックが可能。
・ページ毎のアクセス数をカウントするページカウント機能搭載。
・リンク元には登録したサイト名を表示することも可能。

・解析項目
-[ログ解析]
---ホスト名(通常表示・国別表示)
---リンク元(通常表示・引数削除表示・サイト名表示・ドメイン別表示・国別表示)
---ブラウザ/エージェント(通常表示・IE/NNシェア表示・ブラウザ/ロボット・巡回ソフト/その他の個別表示)
---OS
---画面解像度
---画面発色数
---使用検索エンジン
---使用検索ワード(通常表示・単語別集計)
---アクセス元言語環境
---アクセス元タイムゾーン

-[アクセス数]
---・累計アクセス数
---・時間別アクセス数
---・日別アクセス数
---・曜日別アクセス数

-[生ログ]
---・アクセス時間
---・IP
---・ホスト名
---・ユーザーエージェント
---・リンク元

・データ理解能力
---[OS] 52種類
---[ブラウザ] ブラウザ66種類/巡回ソフト・ロボット23種類/その他16種類
---[タイムゾーン] 32種類 (Windows よりデータ取得)
---[言語環境] 144種類 (非言語だがイースターエッグも設定)
---[国別情報] 271種類 (「co.jp」とかの「jp」の部分のこと。トップレベルドメイン。)

まずは設定を。

まずは設定を。ということで…

hana.cgi
hana_admin.cgi
hana_indi.cgi
hana_ct.cgi
hana_page.cgi
の5つのファイルをテキストエディタで開き、1行目の Perl のパスを設定してください。



次に、hana_set.cgi を開きます。
ここで基本的な設定を行います。

設定項目毎に、簡単な説明が書いてありますので、
それで分かる部分は省略します。


まず、ファイルのパス指定については、基本的に全て相対パスで設定してください。
ディレクトリ指定については、最後にスラッシュをつけないでください。
× ./aaa/bbb/
○ ./aaa/bbb

なお「#このCGIが入っているディレクトリ(URL形式で指定)」と「グラフリスト設定」(後述)は除きます。


表示タイプが 0 の時、指定画像のパス
同じ項目が2つあります。トップページ用と他ページ(ページカウンタ)用のです。
ここには GIF画像 しか使用できません。

#表示タイプが 1 の時、カウンタ用画像が入っているディレクトリを指定
これもまた同じ項目が2つあります。トップページ用と他ページ(ページカウンタ)用のです。
累計・今日・昨日のカウンタ画像が入っているディレクトリを設定します。
CGIディレクトリ内に置いた画像が、ブラウザから直接見られない場合でも、
ここで指定する画像ディレクトリは、CGIディレクトリ内に置いて問題ありません。

よくCGIディレクトリ内の画像が見えないので、HTML側のディレクトリにおいて、
パスをURL形式で指定してしまう人がいますが、相対パスでないと動きません。

カウンタ用の画像については、0.gif〜9.gif というファイル名にしてください。
GIF画像以外では表示されません。アニメーションGIFの使用も出来ません。

#グラフの最高幅
解析画面で表示するグラフの幅です。

#グラフリスト設定
解析画面で表示するグラフの画像です。
CGIディレクトリ内に入れた画像が、ブラウザから直接見られない場合は、
見られる場所に置いてください。
初期設定では 9つのグラフ画像が入っていますが、追加したいときは、

$graph_list[8]="./bar/bar8.gif";#元からあるデータ
$graph_list[9]="./bar/bar9.gif";#追加したデータ


このように [ ] の中の数字を 1増やして、新しい画像を設定してください。
解析時には、ここで設定したグラフ画像をランダムに使用します。

表示色設定
時間別・日別・曜日別アクセス数及び生ログ表示時の、テーブルの色です。

$color_list[0]=(["#a0a0a0","#e0e0e0"]);

このように " で囲まれた2つの値がありますが、
前者がテーブルの枠の色、後者がテーブル内部の色です。
追加するときは、グラフリスト設定と同じ感じで行ってください。
解析時には、ここで設定した色をランダムに使用します。



こんな感じです。
ページカウンタ等の設定については、Web上でブラウザから行います。

アップロード

いよいよアップロードです。以下に図で示します。
/ から始まるものはディレクトリを表します。
カッコ内の値はパーミッションです。

/ana (755) --+-- /acs (777) --+-- top.dat (666)
             |
             +-- /bar (644) --+-- bar0.gif〜bar7.gif (644)
             |
             +-- /img (644) --+-- 0.gif〜9.gif (644)
             |
             +-- /log (777)
             |
             +-- hana.cgi (755)
             |
             +-- hana_admin.cgi (755)
             |
             +-- hana_cmt.cgi (755)
             |
             +-- hana_indi.cgi (755)
             |
             +-- hana_page.cgi (755)
             |
             +-- hana_set.cgi (755)
             |
             +-- hana_page.cgi (755)
             |
             +-- hana_ct.cgi (755)
             |
             +-- hana_dat.dat (666)
             |
             +-- hana_ref.dat (666)
             |
             +-- jcode.pl (644)
             |
             +-- gifcat.pl (644)
             |
             +-- error.gif (644)
             |
             +-- clear.gif (644)

error.gif clear.gifについては、
パーミッション 755 でないと、画像がうまく表示されない場合があります。
error.gif はエラー表示用です。
clear.gif は、表示タイプを「指定画像」にした時のサンプル画像で、1x1 の透過GIF画像です。

/img と その中の 0.gif〜9.gifについては、
上と同様にパーミッション 755 でないと、カウンタがうまく表示されない場合があります。
これは、カウンタ用画像のサンプルが入っています。
別に用意する場合も、この注意点は変わりません。

/bar と その中の bar0.gif〜bar7.gifについては、
前述したとおり、CGIディレクトリ内の画像が見られない場合は、
別の場所にアップしてください。

/ana ディレクトリについては、自由に名前を変更して構いません。
他のディレクトリについても同様ですが、hana_set.cgi で設定するのを忘れないようにしてください。


Web上での設定

アップが完了したら、とりあえず管理用CGIにアクセスします。
hana_admin.cgiです。

画面の一番上に、ログファイルのサイズが表示されます。
これは、アクセスがあった時に自動的に作られます。
今は、まだ解析用のタグを貼っていないので、何も表示されないはずです。

なお、サイズが 1Mb 以上になったら、警告表示が出るようになります。
あまりに大きいと、解析時の負荷が大きくなるからです。

1Mb というのは、私が勝手に決めた基準です。
サーバの能力を考え、自分で上限を決めるのもアリです。
解析に時間がかかるようになってきたら、生ログ保存日数を減らしましょう。

なお、データ数(=トップページのカウント数)が 5000程度で 1Mb になります。


アクセス数の変更もここで簡単に行うことが出来ます。


ページカウンタの設定も、ここで行います。
ページ名とIDを決めてください。
ページ名は解析時に表示される名前で、IDは解析タグに必要なデータです。
追加ボタンを押すと、追加されます。
その時に、解析用タグも表示されますので、それを解析したいページに貼り付けてください。

追加すると、「変更・削除」コマンドが現れます。
ページ名の変更か、解析ページの削除のいずれかを実行することが出来ます。

リンク元設定とその他設定については、
画面に説明が表示されますので、ここでの説明は省略します。


解析画面を見る場合は、hana_indi.cgi にアクセスしてください。

解析タグ - トップページ累計

解析用のタグを説明します。
このタグを、解析したいページ(トップページ)に貼り付けてください。
BODYタグ内の好きなところに書けば、その位置に設定した画像やカウンタが表示されます。

基本は以下のようになります。


<script language="javascript">
<!--
b1=new Date();
a1=window.screen.height;
a2=window.screen.width;
a3=window.screen.colorDepth;
a4=window.document.referrer;
a5=b1.getTimezoneOffset();
document.write("<img src='./hana.cgi?wh="+a1+"&tz="+a5+"&ww="+a2+"&cd="+a3+"&ref="+a4+"'>");
// -->
</script>
<noscript>
<img src="./hana.cgi">
</noscript> 

トップページがフレーム不使用の場合は、上記タグをそのまま貼り付けてください。
とはいえ、hana.cgi へのパスは、ちゃんと通るように設定してください。


トップページでフレームを使っている場合は、子フレームのBODYタグにタグを貼り付けます。
ただし、青字の部分を以下のように変更します。


a4=window.parent.document.referrer;


トップページでSSIが使える場合は、赤字の部分を以下のように変更します。


<img src="./hana.cgi?ref=<!--#echo var='HTTP_REFERER'-->">


解析タグ - トップページ今日・昨日カウント

トップページの今日・昨日のカウンタを表示するためのタグ説明です。
厳密に言えば解析タグじゃないです。単に表示するだけですので。

今日のカウンタは…


<img src="./hana_ct.cgi?type=today">


昨日のカウンタは…


<img src="./hana_ct.cgi?type=yest">


これらのタグを貼り付けてください。
解析には使用しないので、貼らなくても問題ありません。

使用する時は、パスは正確にあわせてください。

解析タグ - ページカウンタ

各ページのカウンタ用のタグです。
設定時に表示されますが、一応書いておきます。

累計カウンタ及び指定画像の表示は…


<img src="./hana_page.cgi?id=[ID]&type=main">

[ID]の部分については、そのページカウンタのIDを設定してください。
忘れてしまった場合は、管理ページ・ページカウンタ変更・削除のところを見てください。
セレクトボックス内にページ名とIDが並んでいます。

なお、このタグを貼り付けないと、ページカウンタは動きません。
以下に説明する昨日・今日のカウンタについては任意です。


今日のカウンタは…


<img src="./hana_page.cgi?id=[ID]&type=today">


昨日のカウンタは…


<img src="./hana_page.cgi?id=[ID]&type=yest">


これらのタグを貼り付けてください。
[ID]のところには、やはりページのIDをば。
パスは正確にあわせてください。

バージョンアップ方法について

Ver.2.14/2.15/2.16から
hana.cgi
hana_admin.cgi
hana_indi.cgi

以上のスクリプトを入れ替えてください。

Ver.2.11/2.12/2.13から
hana.cgi
hana_cmt.cgi
hana_indi.cgi

以上のスクリプトを入れ替えてください。

Ver.2.00/2.01/2.10から
hana.cgi
hana_cmt.cgi
hana_indi.cgi
hana_admin.cgi
hana_set.cgi


以上のスクリプトを入れ替えてください。
ただし、Ver.2.00からの場合は、hana_ct.cgi も入れ替えが必要です。

そして、hana_ref.dat のアップを行ってください。

設置位置・パーミッションについては、アップロード の項目をお読みください。

Ver.1.02以下から
スクリプトを再構築しましたので、全てのファイルを入れ替えてください。
データに互換性はありません。

 

Hyper Accese Analyzer by The Room